忌明け(満中陰)法要のご案内
忌明け法要(五七日忌の三十五日、または七七日忌の四十九日、満中陰ともいう)は、葬儀後におこなう最初の大きな法要です。
さまざまな準備が必要となってきますのでご参考までにご案内させていただきます。
- 忌明け法要までは、結婚式などの慶事を差し控えましょう
- ◆仏教では、この日までを中陰と呼び、死者の運命が決まる重要な日とされています。
- 日取りは早目に関係者へ連絡しましょう
- ◆忌明け法要は、亡くなった日を入れて三十五日目、もしくは四十九日目に営む習わしですが、直前の休日におこうなう場合が多くなっています。
◆僧侶の予定を尋ね、日時、場所を決定します。
◆親戚関係と、個人の友人関係など特にお世話になった方々を招きます。
◆忌明けに法要には、お供仏(餅・果物)を、用意します。
- 白木の位牌を本位牌に替えます
- ◆忌明け法要までに、塗りや唐木の本位牌を用意しておきます。
◆忌明けを過ぎた白木の位牌は。菩提寺と相談して処置します。
- 納骨とお墓参りを行う場合もあります
- ◆この日に納骨をおこなう場合は、あらかじめ供養の用意をしておきます。
◆お墓がまだない場合は、忌明けが過ぎたら御骨を寺院か霊園の納骨堂に預かってもらうこともありますので、寺院と相談しておきます。
◆法要に引き続きお墓参りに行く場合には、事前にその旨を連絡し、清掃や花、線香などの準備をおこなっておきます。
- 法要の後、会食をおこないます
- ◆列席者の方々を、料理や酒などでもてなすのが通例となっています。
◆施主は、ここで挨拶をします。
◆お布施は、あらかじめ用意しておきます。
◆僧侶が会食に参加されない場合の「御膳料」、交通費としての「お車代」を別途に包むこともあります。
- 会食の後には引き物をお渡しします
- ◆お備え物を、皆さんに分け一緒にお持ち帰りいただく場合もあります。
◆手提げ袋や風呂敷を用意し、持ち帰りに便利なようにしておきます。 - ※地域によって異なることがあります。